キャベツ/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

キャベツは、野菜として広く利用され、栽培上は一年生植物として扱われます。
名前は英語に由来しますが、さらにその語源はフランス語のcaboche(頭)からきています。
和名・別名のカンラン(甘藍)は中国語のganlanに、タマナ(玉菜、球菜)は結球する性質に由来します。

キャベツは結球（丸く玉になる性質）のイメージが強いですが、品種によって結球するものとしないものがあります。
また、同じ原種に由来するケール、 カリフラワー 、カイラン、メキャベツ、コールラビ、ブロッコリー などと同様に長い品種改良の過程を経ているため、多くの品種があります。
栄養価が高く、ビタミンC、ビタミンUを豊富に含みます。

キャベツに限らず、結球する野菜は葉の成長ホルモン(オーキシン)が裏側に偏ることでその形態をとります。
一般に流通しているグリーンキャベツの場合、外葉が18–21枚になってから結球が開始し、葉序に従い螺旋状に茎頂を包みます。
結球時、茎はほとんど伸長せず、短縮茎となります。
断面を見ると、中心に近い葉ほど内側を向いているが、これは外側が先に育ち、内側はその後から出葉するため次第に混んでくるためで、店でキャベツを選ぶ際に、大きさではなく重さで選ぶのはこのためです。
　

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