カリフラワー
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◆カリフラワー  (英名:Cauliflower /
学名:Brassica oleracea var. botrytis)
◇アブラナ科アブラナ属   
◇和名 /ハナヤサイ(花椰菜)、ハナカンラン(花甘藍)
◇花言葉 /?

カリフラワーは、頂花蕾を食用にする淡色野菜として栽培される他、観賞用途でも利用されます。
名前の由来は キャベツ 類の花を意味する、kale flower もしくは cole flower から来ています。
白くこんもりとした花蕾と太い茎が特徴でよく似た ブロッコリー は別変種です。

カリフラワーは、地中海沿岸原産のケールなど栽培されていた野菜から、突然変異によって生まれたと考えられています。
ケールなどで開花前の蕾を食用にすることは古代から行われ、紀元前540年頃の記録にも残っています。
これは現在の食用菜の花(はなな)やカイランと同様で、今日見られるようなカリフラワーは、この用途に適した変位種が選抜されたものと考えられます。

16世紀にイタリア、フランスで栽培されはじめ、次第にヨーロッパ全体に広まり、品種改良も進んだとみられます。
日本では白・クリーム色の花蕾以外ほとんど生産されていませんが、オレンジ・紫等の花蕾を付ける品種もあり、カラフルです。

ブロッコリーとの違いですが、分類上はどちらもヤセイカンランの変種とされていますが、互いに非常に近縁です。
元々はカリフラワーとブロッコリーの区別は特に無く、同種か色違い程度としか考えられていませんでしたが、19世紀に入りアメリカやインド、中国などに持ち込まれ、世界各地で栽培が進むとそれぞれ独立した品種として改良が行われていきました。

ブロッコリーは草丈が伸びる性質がカリフラワーより強く、花序も伸長します。
しかし中間的な品種もあるため、はっきりした線引きは難しいとされます。
 
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