サザンカ(山茶花)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

サザンカは、秋の終わりから冬にかけての花のない寒い時期に、花を咲かせる貴重な耐寒性常緑高木です。
日本では野生種は山口県から九州および四国、沖縄に自生しています。

なお、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、
サザンカ、ツバキ(椿) 、チャ(茶) は温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限です。

花期は秋～冬(10月～2月)にかけて野生のサザンカは白い花を咲かせますが、園芸品種の花色は白、紅、桃、ぼかしなど濃淡さまざまで、花の形も一重、八重、千重、獅子咲きなど、花径１０cmを越える大輪から小さなものまで、多彩です。

童謡「たきび」の歌詞に登場することでもよく知られます。
漢字表記の「山茶花」は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれてます。

サザンカとツバキは似ていますが、見分ける方法は、ツバキ花は落ちるときに全部一緒に落ちてしまいますが、サザンカは花びらが一枚ずつ、ばらばらに散ります。
　

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