オオボウシバナ(大帽子花)アオバナ/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

オオボウシバナは、 ツユクサ(露草) の変種です。
一般には通称であるアオバナ（青花）と呼ばれることが多いです。
通常のツユクサに比べて大型で、栽培したものでは草丈1m、花の大きさは直径4～5cmにもなります。
花弁の端はやや縮れたような形状を示します。
夏期(6～7月)の早朝に、ツユクサに似た青い大型の花を開花させます。

オオボウシバナの花弁は京友禅の下絵を描く染料になる青花紙(あおばながみ)の原料として用いられ、滋賀県草津市を中心にした湖南地方で江戸時代中期から栽培されています。

花弁の青色色素はアントシアニン系化合物で、水溶性で色落ちしやすいという特徴があるため、下絵を描くときの染料として、特に京友禅で用いられました。
この花の色素で描いた下絵の色は最終的には完全に抜け落ちてしまい、仕上がった染め物に残らないことを利用したものです。
　

スポンサードリンク

このページの素材の商用利用は有料です。素材利用規定 を必ずお読みください。
素材を気に入ったら、ぜひ BBSに書き込みしてって下さいね♪素材作りの励みにしてます。