オニバス(鬼蓮)
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◆オニバス(鬼蓮)  (英名:Gorgon plant,Prickly water lily /
学名:Euryale ferox)
◇スイレン科オニバス属
◇和名 /オニバス(鬼蓮)
◇別名 /ミズブキ(水蕗)、イバラバス、ドンバス
◇花言葉 /神秘的

オニバスはスイレン科の一年生の水生植物です。
浮水性の水草であり、夏頃に巨大な葉を水面に広げます。

アジア原産で、現在ではアジア東部とインドに見られます。
日本では本州、四国、九州の湖沼や河川に生息していましたが、環境改変にともなう減少が著しいです。
かつて宮城県が日本での北限だったが絶滅してしまい、現在では新潟県新潟市が北限となっています。

植物全体に大きなトゲが生えており、「鬼」の名が付けられています。
特に葉の表裏に生えるトゲは硬く鋭いです。
葉の表面には不規則なシワが入っており、ハス(蓮)
スイレン(睡蓮) 等と見分けることができます。
また、ハスと違って葉が水面より高く出ることはなく、地下茎(レンコン)もありません。

春頃に水底の種が発芽し、矢じり型の葉が水中に現れます。
茎は塊状で短く、葉は水底近くから水面へと次々に伸びていき、成長するにつれて形も細長いハート型から円形へ変わっていきます。
円形の葉は、丸くシワだらけの折り畳まれた姿で水面に顔を出し広がります。
円形葉の大きさは直径30cm〜2m程度と巨大で、1911年には富山県氷見市で直径267cmの葉が見つかっています。

花は水中での閉鎖花が多く、自家受粉で100個程度の種子をつくります。
種子はハスと違って球形で直径1cm程度です。
夏(8月〜9月頃)に葉を突き破って花茎を伸ばし、紫色の花(開放花)を咲かせることもあります。
種子はやがて水底に沈みますが、全てが翌年に発芽するとは限らず、数年から数十年休眠してから発芽することが知られています。

また冬季に水が干上がって種子が直接空気にふれる等の刺激が加わることで、発芽が促されることも知られており、そのために自生地の状態によっては、オニバスが多数見られる年と見られない年ができることがあります。
 
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