スイレン(睡蓮)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

スイレンは、夏に咲く水生多年草です。産地で大まかに分けると、熱帯産と温帯産に分けられます。
スイレンは園芸上の呼び名で、植物図鑑で「スイレン」というのは載っていないことが多いようです。
多数の園芸品種があり、日本には1種が自生し、和名はヒツジグサ（未草）です。

水位が安定している池などに生息し、地下茎から長い茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべます。
葉は円形から広楕円形で円の中心付近に葉柄が着き、その部分に深い切れ込みが入ります。
葉の表面に強い撥水性はありません。
夏季は夏(6～7月)、根茎から直接伸びる花柄の先端に直径5～10cmほどの大変美しい花をつけます。

熱帯スイレンと呼ばれるものは、原産地はエジプトとされ、熱帯から亜熱帯にかけて約40種が分布し、交配によって多数の園芸種が存在します。
よく似たハス(蓮：以前はスイレン科とされた) と混同されますが、現在は別のハス科とされ、全く系統が異なることが明らかになってきました。
ハスは水面から高く花柄が伸び、葉に撥水性があります。またハスの根はいわゆるレンコン(蓮根)です。
　

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