ヨモギギク(蓬菊)タンジー/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

タンジーは、和名をヨモギギクといい、キク科の多年草です。
ヨーロッパからアジアにかけて分布します。強いい香りを持つ植物です。

葉は羽状複葉で鋸歯があり、互生します。茎は丈夫で根元は赤みがかっており、表面は滑らかで直立します。
草丈は50～150cmほどで、花期は夏(7～8月)先端近くで枝分かれして花をつけます。
先端部に放射状に密集したボタン状の黄色い花を複数個咲かせます。

ヨモギギクは古来から、薬草として使用されてきました。
西洋では台所の入り口に植えられ、アリなどの虫除けとして使用されてきました。
少量をプディングやオムレツの風味付けにも用いていました。

全体に毒性を持つ成分が含まれていますので、葉や花を大量に用いた場合は、より毒性が強いです。
人体に直接用いることは避け、ポプリの材料としてその香りを楽しむ、あるいは虫除けに使うのが無難です。
　

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