ヤブツバキ(藪椿)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ヤブツバキは、日本の照葉樹林を代表する樹種です。
園芸品種が多数育種されており花の色や形、時期が多彩です。

樹高は6～18ほどになり、樹皮は灰白色でなめらかです。
葉は単葉で互生し、厚く革質で、葉身は長楕円形または卵状楕円形です。
葉の表面は光沢があり、裏面は淡緑色で、葉縁は細かい鋸歯があります。

花時期は初春～春(2～4月)で、花は直径7cmほど、花弁の基部は合着します。
多数ある雄しべの花糸は白く、合着して筒状になります。

同じツバキ属の サザンカ(山茶花) と似ていますが、ヤブツバキは花弁の基部や雄しべの花糸が合着していますが、サザンカは合着しないこと等から見分けられます。
一番簡単な識別方は、散った花弁の形を見ることです。
　

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