ヤブデマリ(藪手毬)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ヤブデマリは、本州、四国、九州に分布し、沢などの水辺や湿り気のある林縁に自生する落葉低木です。
樹高は3～4mくらいになり、葉は枝に対生ます。
花期は春～初夏(5～6月)で、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どります。

装飾花は無性花で、花弁だけが広がったものですが、その5枚のうち1枚が極端に小さくユニークな形であり、他の似た種との区別がしやすいです。
おおよそ小さい花弁が花序の内側を向き、花序の外周を大きい花弁が彩ります。
夏に赤い実をつけ、秋には黒紫色に熟します。

オオデマリ(大手毬) は学名上はヤブデマリの母種となっていますが、オオデマリは全てが装飾花になっています。
　

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