ミヤコグサ(都草)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ミヤコグサはマメ科の多年草で、道端などに普通に見られる野草です。
日本では北海道から南西諸島までに広く分布し、国外ではインド以東の東アジア一帯に広く分布します。

茎は根元で分枝して、地表を這い、茎には節ごとに葉をつけます。
春に花が咲きますが、その他の季節にも少しづつ咲きます。
花は長い花茎の先にあって、植物体からやや上に抜けて出ます。
柄の先に1～3個まとまって着き、放射状に外を向きます。
萼は筒状で先は裂け、花はいかにもマメの花、といった形で、鮮やかな黄色です。
なお、開花後にしだいに赤くなるものがあり、特にニシキミヤコグサと呼びます。

果実はいわゆるマメの形で、小さいがインゲンに似た細長い円柱形です。
熟すると二つに割れて種子を散布します。
道端から海岸沿いまで、背の低い草原で、よく日の当たるところに咲きます。
田畑の周辺にもよく姿を見かけます。
耕作地に侵入する雑草ではないが、その周囲によく見かける野草として親しまれています。
元来は帰化植物であるようで、ムギ類の栽培に付随して持ち込まれた史前帰化植物であるとも言われています。
　

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