ビナンカズラ(美男葛)サネカズラ/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ビナンカズラは、日本の関東より西、朝鮮半島南部、台湾、中国に分布する常緑のつる性樹木です。
葉はやや肉厚で、先の尖った楕円形、縁はゆるい鋸歯状です。
つるの長さは3～5mほどになり、花期は夏(7～8月)に雌花が(花色は淡いクリーム色)、中心に淡い緑色の雌しべが小球状に固まって付き、雄花は紅色の雄しべが小球状に固まって付きます。

花の後、秋に粒粒がたくさん集まって球形をなした特徴的な実を付けます。
果実は熟すと光沢のある赤色になります。
枝か樹皮を剥いで水に浸しておくと粘着性の液が出てきて、昔それを整髪に用いたのでビナンカズラ（美男葛）の名前があります。
正式な和名はサネカズラ（実葛）です。
　

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