ネズミモチ(鼠黐)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ネズミモチの和名は、果実がネズミの糞に、葉が モチノキ(黐の木) に似ていることから付きました。
暖地に自生するとともに、公園などに植えられています。

高さ数mになる大型の低木で、よく横枝を出して塊状の樹形になります。
茎は灰褐色をしており、その表面に多数の粒状の皮目が出るのが特徴です。

葉ははっきりと対生し、長さ4～8cm、楕円形から広卵状楕円形、厚手でのっぺりとしており、表面にはつやがあります。
花時期は5～6月頃に咲き、花序は円錐形で、枝先に出て長さ5～12cm、多数の花をつけます。
花は経5～6mm、花冠は白で、中程まで四つに割れ、それぞれが反り返ります。
花序が多数出るため、木全体に真っ白の花の塊が散らばったようになり、遠目にもよく目立ちます。
果実は長さ8～10mmの棒状に近い楕円形で、はじめ緑、後に表面に粉を吹いて黒く熟します。
　

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