ナノハナ(アブラナ)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ナノハナまたはアブラナは、ヨーロッパ原産の春を代表する花の一つで、アブラナ科の植物です。
菜の花はアブラナ属植物全般の花の呼称として使われることもあります。
油料系植物としてのアブラナ･ナタネは、日本在来種とセイヨウアブラナがあります。
近年、日本で栽培されているのは後者が多く、ナバナ（菜花）として野菜としても栽培されています。

切り花として利用されているハナナ(花菜)はチリメンハクサイから分離改良されたとの説があり、蕾を摘んで野菜としても利用されます。
ナノハナはわが国で独特の品種改良と栽培が行われ、早生で葉色がやや淡い京都の伏見系と、やや晩生で葉の色が濃く、縮みが強い神奈川の三浦系とが主体でしたが、最近は野菜用として蕾を収穫することに適した分枝の多い種々の品種が育成され、千葉県では和種のナバナが、三重県では洋種のナバナが普及しています。

菜の花は、油の原料として栽培もされましたが、元来は丈夫な植物で、川原や荒れた土地にも繁茂します。
春、一面に広がる菜の花畑は壮観です。
　

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