タイサンボク(泰山木)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

タイサンボクは北米中南部原産のモクレン科の常緑高木です。
日本には明治初期に渡来し、庭や公園などに植えられています。

樹高は10～20ｍと高木で、樹皮は暗褐色です。
葉は有柄で互生し、長楕円形で厚くてかたく、表面は濃緑色で光沢があります。
裏面には鉄錆び色の毛が密生しています。

花期は初夏(5～7月頃)で、枝先に直径10～15cmの大形の白花を咲かせます。
花弁はふつう6枚ですが、まれに9～12枚で、淡黄色の雄しべが多数ります。
花弁が9枚のように見えますが、外側の3枚は萼片です。花には強い芳香があります。

近縁種にヒメタイサンボクがあり、こちらは落葉小高木です。
　

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