ソメイヨシノ(染井吉野)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ソメイヨシノは、エドヒガン系のコマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれた サクラ(桜) の園芸品種です。
現代の観賞用サクラの代表種であり、「吉野桜」と表記する場合もあります。

花弁は5枚で、葉が出る前に花が開き、満開となります。開花期は関東地方で3月末から4月上旬頃です。
花色は、咲き始めは淡紅色だが、満開になると白色に近づきます。
満開時には花だけが密生して樹体全体を覆うが、エドヒガンよりも花が大きく、派手です。
エドヒガンの花が葉より先に咲く性質とオオシマザクラの大きくて整った花形を併せ持った品種です。

ソメイヨシノは、街中では他種より目にする機会が圧倒的に多いことから、
その起源についてと共に可否好悪についても、愛桜家の間で論争の絶えなかった品種です。

江戸時代中期～末期に園芸種として生まれ、葉より先に花が咲き開花が華やかであることが好まれたことで、明治以来、更には第二次世界大戦後にも日本中に植えられ、全国に爆発的な勢いで植樹されました。
現在、ほぼ日本全域に分布する最もポピュラーな桜であり、例年3月に気象庁が発表する「さくらの開花予想」(桜前線)もソメイヨシノの開花状況が基準となっています。
　

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