ショウジョウバカマ(猩々袴)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ショウジョウバカマは、ユリ科の多年草です。
北海道から九州までの、やや湿った場所に生えます。
垂直分布が広く、人里近くの田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生えています。

葉は広い線形でなめらか、根本から多数出てロゼット状に平らに広がります。
花茎はその中から出て高さは10～20cmほどになり、先端に横向きに花が付きます。
花の色は生育場所によって、淡紅色、紫色、白色と変化に富んでいます。
花期は低山では3～4月ですが、高山では雪渓が溶けたあとの6～7月になります。

名前は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物)になぞらえ、
根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされています。
　

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