シクラメン/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

シクラメンは冬の花として有名な多年草です。
原種が地中海沿岸、トルコからイスラエルにかけて自生しています。
名前は花茎がはじめ丸まった状態で発生することから「サイクル（Cycle）」から命名されました。

シクラメンは双子葉植物として分類されているが、実際に土から芽を出す時は一枚しか出てきません。
また、子葉から数えて７,８枚目の葉が出た頃から花芽の形成が始まります。
花期は秋から春(10～4月)で、赤・ピンク・白などの花を咲かせます。
赤い花びらが上方に反りかえって咲く姿が篝火（かがりび）に似ているので、別名カガリビバナともいいます。

日本には明治時代に伝わりました。
しかし、シクラメンは高温多湿の日本の気候に合わず、様々な栽培方法が模索されました。
戦後、急速に普及し、日本での品種改良も進められ、花色も黄色や二色、フリンジ咲き、八重咲きなどが登場します。
日本における鉢植え植物では生産量はトップクラスで、冬の鉢植えの代表格として定着しています。
「死」「苦」の語呂合わせから病院への見舞いにこの花を持ってゆくのはタブーとされています。
　

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