ジュウニヒトエ(十二単)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

ジュウニヒトエは、田舎道やよく下刈りされた林の中に生える宿根性多年草です。
日本固有種で、本州～四国に分布しています。
丘陵や平地のやや明るい林内や雑木林の林縁などによく生育します。

草丈は10～25ｃｍほどになり、花期は春(4～5月)、花は茎の先に4～8ｃｍの花穂をつくり、花冠は唇形でかすかに淡紫色を帯びた白色、もしくは白色の花を密につけます。
花のまわりに、縮れた柔らかい白い毛が多く生えています。

名前の由来は、たくさんの花が並んだ様子を、いくつも衣を重ねた「十二単」にたとえてついた名前です。
キランソウ属なので、 キランソウ(筋骨草) に似ています。
濃紫色の花をつけるセイヨウジュウニヒトエにも姿形が非常によく似ているので、しばしば間違えられます。
　

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