サツマイモ(薩摩芋)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

サツマイモは、元々は熱帯アメリカ原産です。
和名のサツマイモは、薩摩(鹿児島)から全国に広まったからということを表しています。
鹿児島では「リュウキュウイモ（琉球芋）」と呼び、沖縄から伝わったということです。

では、沖縄では何と呼ぶかといえば、「カライモ（唐芋）」で、中国から伝わったということです。
最後に中国では漢名「カンショ（甘藷）」と呼びます。
日本でサツマイモの普及に功績のあった青木昆陽は「甘藷先生」と呼ばれました。
ヒルガオ科なので，花は ヒルガオ に似ています。

花はピンク色で アサガオ にも似ていますが、鈍感な短日性であるため本州などの温帯地域では開花しにくく、品種や栽培条件によってまれに開花する程度です。
花の数が少なく受粉しにくいうえに、受粉後の寒さで枯れてしまう事が多いです。
九州や沖縄では開花します。

このため、品種改良では種子を効率よく採るためにアサガオなど数種類の近縁植物に接木して、台木からの送られる養分や植物ホルモン等の働きによって開花を促進する技術が使われます。
　

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