サツキ(皐)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

サツキはツツジ科の植物で、山奥の岩肌などに自生します。
盆栽などで親しまれています。
サツキツツジ(皐月躑躅)などとも呼ばれており、他のツツジに比べ一ヶ月程度遅い、旧暦の五月(皐月)の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われます。

ツツジ類としては葉が固くて小さく、茎には這う性質が強いです。
本来は渓流沿いの岩の上に生育し、増水時に水をかぶっても引っかからないような低い姿勢で生育していたものと思われ、いわゆる渓流植物の特徴を備えています。
山間部の農村では、棚田の段差部の石垣に生えることもあります。
生け垣や道路の植え込みなど、日本国内では最も多く用いられている庭木だという統計もあります。

繁殖は容易で、枝先を数センチ分つまんでくれば挿し木ができます。
そのため、多くの品種を集めるのに比較的手間が掛からず、この点を評価する好事家も多いです。
　

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