サンショウ(山椒)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

サンショウは日本を含む東アジア原産のミカン科の落葉低木です。
若葉は食材として木の芽の名称があり、アゲハチョウ科のチョウの幼虫の食草です。

雌雄異株で樹高は3～5mになります。枝には鋭い棘が2本ずつつきます。
葉は互生で長さ10～15cmほど、5～9対の小葉は1～2cmの楕円形で縁は鋸歯状です。
花期は春で、4～5月頃開花し、直径5mmほどで黄緑色をしています。
雄花は花山椒として食用にされ、雌花は若い果実、または完熟したものを利用します。
果実ははじめ緑色ですが、9～10月頃に赤く熟し、裂開して中の黒い種子が出てきます。

古くから香辛料として使われており、薬用にも使われます。
若芽・若葉(木の芽)は緑が鮮やかであるため、懐石料理などの彩りとして、また吸い口として用いられます。
また、料理の木の芽和え、「木の芽味噌」に使われる他、佃煮の「木の芽煮」の材料となります。
筍ご飯、ちらし寿司などの春の料理の香り付け、彩り付けにも用いられます。
　

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