サカキ(榊)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

サカキは、ツバキ科の常緑小高木です。
神棚や祭壇に供えるなど、神道の神事には欠かせない植物です。
神事で使用される様になったのは、古来から植物には神が宿り、特に先端がとがった枝先は、神が降りるヨリシロとして、若松やオガタマノキなど様々な常緑植物が用いられましたが、近年は、もっとも身近な植物で枝先が三角形で神のヨリシロに相応しいサカキが定着しています。

語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとされます。
葉は双生で、花期は初夏(6月頃)白い小さな花弁が５個の花を咲かせます。
11月頃には黒くて小さな実を付けます。

榊立てに立てた榊家庭の神棚にも捧げられ、月に2度、1日と15日に取り替える習わしになっています。
関東以南の比較的温暖な地域で生育するため、関東以北では類似種（別属）のヒサカキをサカキとして代用しています。
サカキは、田舎などでは庭先に植えている家庭が多く、常緑樹でもあることから庭木としても使われていることがあります。
　

スポンサードリンク

このページの素材の商用利用は有料です。素材利用規定 を必ずお読みください。
素材を気に入ったら、ぜひ BBSに書き込みしてって下さいね♪素材作りの励みにしてます。