キツネノボタン(狐の牡丹)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

キツネノボタンは、キンポウゲ科の多年草です。
日本の本州・四国・九州、朝鮮半島南部に分布し、川や水田の近くなど湿り気のある土地に生えます。
草丈は30～60cmになり、根生葉は葉柄が長く、一つの柄に3枚の葉がつき、それぞれの小葉に切れ込みがあります。
茎生葉は上にいくほど柄が短いものが互生します。

花期は春～初夏(5～7月頃)分岐した茎の先に黄色い5弁の花が咲きます。
花径は1～1.5cmで花弁に光沢があるのが特徴です。
花後にコンペイトウのような角のある直径1cmほどの果実がつきます。

有毒植物であり、誤って食べると口腔内や消化器に炎症を起こし、茎葉の汁が皮膚につくとかぶれます。
湿り気のある土地で山菜採りをする際は、いっしょに採取しないように注意が必要です。
特に セリ(芹) とはよく似た環境に生育し、葉の一部だけだとよく似て見えることもあるので、気をつけた方がよいでしょう。
　

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