キヌガサソウ(衣笠草)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

キヌガサソウは、中部以北の亜高山～高山帯下部に生える多年草です。
草丈は30～60cm。葉は８枚輪生して表面は光沢があり、裏面に短毛があります。

花期は夏(６～８月)で、花を輪状にとりかこむ葉は50～60ｃmにもなり、茎の先端からでた花柄の先に
10～20cmほどの放射状の白い花を一輪、咲かせます。
花びらのように見えるのはガクで、最初は白く、だんだん緑がかってきます。

名前の「キヌガサ」は「衣笠」(天皇や公卿が用いた絹で作った傘のこと)に由来し、放射状の葉や花をつける様を衣笠に見立てたものです。
　

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