オシロイバナ(白粉花)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

オシロイバナは南アメリカ原産で江戸時代始め頃に渡来した多年草、または一年草です。
花が美しいので観賞用に栽培されるほか、広く野生化もしています。

茎はよく枝分かれして、節がはっきりしていて、全体にみずみずしい緑です。
草丈は1mほど、花期は夏～秋(7～10月)にかけて、夕暮れになるとあざやかな花を開きます。
このため、和名としてはユウゲショウ（夕化粧）とも呼ばれます。

花は赤、黄色、白や絞り模様などで、芳香があります。
花弁はなく、花弁に見えるのはがくで、基部は緑色でふくらんでいます。
花が咲き終わった後、がくは基部を残して脱落し、果実が、がくの基部に包まれたまま熟して、
全体が黒い種子のようになります。

種子には粉状の胚乳があり、花の後には黒い大きな種子ができ、これをつぶして
子どもたちがお化粧ごっこをすることから、オシロイバナとよばれるようになりました。
　

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