イワウメ(岩梅)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

イワウメは、本州中部以北から北海道にかけて高山帯の岩壁に生える常緑の矮小低木で、高山植物です。
日本では高山の岩場にカーペット状に広がって群落を形成し、生育します。
安定した岩場の岩陰など、直接強い風にさらされないような場所に多いようです。

枝は横に這い、厚い革質の葉が密生するためクッション状となり、葉は倒卵状のくさび形で長さ1cm前後、幅4mm前後です。
花は淡いクリーム色でまれに淡紅色を帯び、夏(7～8月)に岩場に咲く植物としては、比較的大きな直径1cmほどの花を咲かせます。

花びらは合弁花ですが、平開する花冠が直径1.5cmと小さい上に5中裂するため、花弁が5枚あるように見えます。岩壁に生え、花の形が梅に似ているので、岩梅の名称がついたのでしょう。
　

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