アシタバ(明日葉)/素材1/花索引/無料【お花のアイコン館】

アシタバは日本原産で、房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に自生しています。
伊豆諸島・伊豆半島・三浦半島および房総半島の個体は、古くから自生している個体ですが、紀伊半島の個体は近年紀伊大島に移植された株です。

草丈1メートル前後になり、多年草ですが、2～3年で黄色の傘形花序をつけ、その後に扁平な楕円形の果実をつけます。
開花結実すると枯れてしまいます。
冬にも緑色を保ちますが、寒さにやや弱いです。
葉は2回3出羽状複葉で、根生して大きく、鋸歯があります。
茎を切ると淡い黄色の汁が出ます。
根は地上部に比すると太く、旺盛に伸張します。

伊豆大島系と八丈島系の系統が存在しており、伊豆諸島でも島毎に多少形状が異なります。
茎の色で伊豆大島産のものを「赤茎」、八丈島産のものを「青茎」と呼びます。
また、御蔵島産のものは他の島に比べ、茎が太いです。
　

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